◇独立電源とは◇
独立電源とは電力会社とは全く別に独立した電源のこと。
特徴として電力会社とは関係のない電源なので送電線のない田舎や孤立した場所での使用に便利です。また、停電時などに非常電源として使用することができます。
一般家庭でベランダなどに設置して楽しむ場合も少なくありません。系統連系などのように大規模なものではなく、たった一枚のソーラーパネルでも十分に発電することが可能です。
ソーラーパネルは日中発電しますが夜は使用できません。そこで独立電源では日中発電した分をバッテリーなどに貯めておくのが一般的です。
バッテリーの容量も発電量から計算します。曇りや雨の日は発電しないので余裕を持たせてバッテリーの容量を決めることが望ましいと思います。
ソーラーパネルの電流は直流です。系統連系ではパワーコンディショナーで交流に変換して使用しますが独立電源の場合は直流をそのまま使用するという使い方もできます。例えばノートパソコンのように直流電源を利用したものはDC-DCコンバーターによって電圧を変えて使用できますので、ACアダプターのようなロスのある機器の必要がなく効率の良い電気の使用が出来る場合があります。
逆に交流電源を使用したい場合は、DC-ACインバーターを利用することで交流電源が得られます。それによって一般の家電製品も使用可能です。
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